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Microsoft 365 Personal と Office 2021 どっちを選ぶ? サブスクリプション版と買い切り版(永続版)との違いについて

2024年9月3日

読了時間:6分

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本ブログ記載時(2024年9月時点)での Microsoft Office の

家庭用製品として大きく分けると


① サブスクリプション版(月額または年額払い)

・『 Microsoft 365 Personal 』

・『 Microsoft 365 Family 』 


② 買い切り版(購入後は追加費用なしの永続版)

・『 Office 2021 』(Personal・Home & Business・Professional・Academic for Windows)

・『単品販売のWord・Excel・PowerPoint ・Access 2021など』

・Mac専用版(Home & Student 2021 ・Academic for Mac)


※パソコンにプリインストールされている Office 2021や 365 Personal も含む

※一般法人向け製品として『365 Business』などがありますが本稿では割愛


ようするに『サブスクリプション版(月額 or 年額)』か『買い切り版(永続版)』の

2パターンがありますが、ご相談の中でどちらを選べば良いのか?

というご質問を受けることが多々ございます。



結果から言うと、使う頻度や購入時期や使う方のスキル(操作やトラブル解決の知識)

その他諸々によって正解は変わるので、これとは確定できないのですが


漠然とどれがお勧めか?と聞かれた場合は


『 Microsoft 365 Personal 』✨


をお勧めする事が多いです。



理由としては主要なところを簡単に言うと


1)総合計5台の Windows・Mac・タブレットやスマートフォン で使える


2)2021の場合5GBしか使えないクラウドの『One Drive』が

  365 Personal では1TB(=約1000GB)も使える


3)今後『 Office 2024 』の時期Officeが出た際に、

  同等のバージョンに無料で更新(アップグレード)し使用できる

  (365は常にその時々で最新バージョンのOfficeが使えるという事)


4)頻繁に使わない方の場合は、使う月だけ月額版で契約し、

  使わない月は解約する事で費用を抑えられる

  (1ヶ月以上使わない月が年に何度もある方にはこの方法をお勧め)


5)Microsoft社でOffice製品やWindowsのテクニカルサポートが無償で受けれる

  (2021の場合はインストールとライセンス認証以外の使い方やトラブルは原則有償サポート)


👆他にも理由をあげればキリがないですが、簡単に言うと主に上記の理由で

『 Microsoft 365 Personal 』をお勧めしております



逆にWindowsパソコンに最初から『 Office 2021 』がプリインストールで

入っているのであれば当然それを使うのも良いですし、


その場合は『 365 Basic 』を追加で契約すれば

 『One Drive』は100GB、インストール台数は

プリインストール版Officeで1台(プリインストールPCのみ)

買い切り型Officeの場合はお好きなパソコン2台(Home & BusinessはMacにも可)

タブレット・スマートフォン等でもOffice使用可能で

さらにMicrosoft社で『 Microsoft 365 Personal 』と同様に

無償でテクニカルサポートを受けれるのでより安心かつ便利に使えます

(買い切り型の 2021 にも 365 Basic 別途追加可能)



【参考ページ】※ Microsoft社ホームページ内

Office 製品ラインナップ (家庭用製品一覧の記載あり)

Office 2021 (2021の製品紹介)

家庭向けおよび個人向け | Microsoft 365

Microsoft 365 Basic プラン & 価格(365 Basic 購入のページ)



最後にもう1つ他にも『 Microsoft 365 Personal 』をお勧めしている理由が

買い切り型の『 Office 2021 』はサポート期間に限りがある事が理由です。


上記、Microsoftのホームページ

ご存じですか? Office にはサポート期限があります をご参照頂きたいのですが、


すごくシンプルにいうと

メインサポートは、インストールサポートが無償で受けれる期間

延長サポートは、インストールサポートが有償で受けれる期間


さらに延長サポート期間までは、仕様変更や新機能の追加、

セキュリティ更新プログラム、マイクロソフトが提供する重要な更新が提供されますが、

延長サポート後は基本的にライセンス認証以外のほぼすべてのサポートが受けられなくなります。



そして製品が世に出た日(自身が購入した日ではないので注意!

がメインサポート開始日なので、世に出た日に即購入したとして最大で


Office 2013 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート約5年・(計:約10年)

Office 2016 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート約5年・(計:約10年)

Office 2019 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート約2年・(計:約7年)


そして

Office 2021 ➡︎ メインサポート約5年・延長サポート無し・(計:約5年


と過去の製品で一番短いのと、いつお客様がOffice(プリインストール版含む)

を購入したかは関係なく 2026年10月13 日 で完全にサポート終了なので

今現在 2024年9月の時点で購入しても2年ちょっとでサポート終了となります。


サポート終了後も使うことは可能ですが、ライセンス認証以外の

インストールサポートや使い方やトラブルでの相談もMicrosoftで受けれないので

大抵の操作やトラブルも自身で解決できるという方以外ですと

2024年内に次期『Office 2024』が発売されるのを前に

『2021』を買うメリットがほとんど無く、逆にデメリットが多いのです。


また次期『Office 2024』もおそらくメインサポートのみと考えると

次期『Office 2024』が出たら即買うならメインサポート約5年としても

購入時期が遅くなればなるほど自身が受けれるメインサポート期間が

最大5年から日々どんどん短くなる事から、買い切り型の購入を

弊社はあまりお勧めしていない理由となってます。



ここまでの理由から、Officeがプリインストールされたパソコンの購入も

次期『Office 2024』が出てからプリインストールされたパソコンを

購入される事をお勧めするので、今は買い時ではないと思います。


今現在(2024年9月時点)で急ぎでパソコン購入が必要であれば

Officeなしのパソコンを購入し本体購入金額を抑えて、

別途『 Microsoft 365 Personal 』を購入されるか


最近一部メーカーに『 Microsoft 365 Personal 』が

プリインストール搭載されたパソコンも見受けられるので

価格やPC性能に問題ないメーカーや機種であればですが

そちらの購入も1つのご提案です。



またOffice 2021 には

① プリインストール版(従来のプロダクトキー付属タイプ)

② プリインストール版(プロダクトキーが付属しないデジタルアタッチ版)


さらに①・②の各々に対し

1)個人向けOffice(Microsoftアカウントに紐付くタイプ)

2)中小企業向けOffice(Microsoftアカウントに紐付かないタイプ)


の2種類が存在するのと


POSAカードやダウンロード販売の

③ 別途購入の買い切り版(永続版) 2021

④ 別途購入のサブスクリプション版 365 Personal・365 Family


さらに法人用アカウントが必要な 365 Businessなどの

企業向け製品もあり多種多様過ぎて一般の多くの方からすると

複雑怪奇過ぎるものですので


今後また需要やご相談の多い家庭用Office製品を中心に

インストール方法や製品の特性や違いなどをブログに記載予定です。



最後になりますが、Microsoftでサポートを終了している

・Office 2010

・Office 2013

・Office 2016

・Office 2019 for Mac(Windows版2019は2025年10月14 日まで延長サポート)


に関しては、弊社であればインストールサポートやトラブルサポート

のご案内も可能ですのでお気軽にご相談下さいませ。



ITリモートサポート札幌

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